徳島にて。花とか川とか城趾とか。
宣告のとおり、今回任された仕事のラストツアー、in四国。
最初は徳島市辺りで撮った写真でお送りします。
最初は、瀬戸大橋からの夕日。マリンライナーの車窓から。
時間は合わせて乗ったつもりだったが、雲が多くて思い通りの物にはならなかった。
何枚か撮ったのだけど、橋脚と夕日と島とのバランスが一番いいと思った写真がこれ。
こんな写真ばっかじゃん。でもそれが良いのですよ、ウチは。
翌朝、JR鳴門駅。ナルトじゃなくてナガトに行きたいんですけど。ウチは。
この駅は小さな駅で、徳島方面に行くホームに行くには、線路を渡らなければならない。
(JR四国ではよくある光景です。)
そんなわけで、車両止めの前、砂利の中にぽつんと咲いていた花を撮った。
この日の仕事先は、徳島市辺り。
まあ、市街から外れた場所で、四国八十八箇所の何番かのお寺があり、
その周りに少し町ができたって感じの場所だ。
なので歩いていると、畑や田んぼばっかりで、その光景がウチにはえらく懐かしい。
これはネギの花。いわゆる葱坊主。可愛いもんですよ、香りはネギだけど。
大阪でも撮ったヤツだ。八重の梅だか桜だか。多分、梅。枝っぷりからして。
満開となったこの木、無数のミツバチが集っていてブンブンと元気な音を立てていた。
写真にも一匹写っている。
四国八十八箇所のうちの一つのお寺の近くだから、と言うわけではないのだろうが、
この辺り、田んぼや畑の中とか家の隣とかに普通にお墓がある。
そのお墓の側に、白いスイセンとスノーフレークが綺麗に作ってあった。
まだ耕されていない田んぼが、以前紹介したナズナとホトケノザで埋め尽くされていた。
勝手にこうなった的な花畑。この草を一緒に耕すことで、田んぼの最初の肥料とする。
昔、ウチの田舎ではこれがゲンゲ(レンゲ)で同じようになっていたものだが。
なんだろう、このグラデーション。自然にできたモノとは思えないくらいに癒される光景だった。
徳島市内。裁判所の横にあった桜が、一本だけほぼ満開になっていた。
それを歩道橋から撮った写真。
野にも山にも、街にも春が来た。そんな風景。
別の木の、咲きかけの桜。この日と翌日は非常に暖かい日で。
驚いて咲き始めたんじゃないかと思った。これが、ウチにとっては2010年最初の桜。
徳島城跡。その石垣のパノラマ。
徳島市の真ん中に、公園として整備されている。
門の跡。この城の石垣に使われている石は、比較的薄い石を積み重ねて作られている。
このお城、平山城なので、まったく目立たない。
だけど中には大きな桜の木がたくさん植えてある。見に行くのも良いのじゃないだろうか。
城内から城山を。
この建物は博物館で、この向こうにはお庭も残っている。
時間があれば見ていったのだけど、無かったのでこの横にあった売店で
祖谷蕎麦(とろろ入りの暖かい蕎麦)を食べて、そのまま退散。ちょっと残念。
このお城の濠で、やたら元気よく泳いでいた魚を撮った一枚。
写真で見てみても……やっぱりボラだ、これ。なんでお濠で泳いでいたんだろう。
白鳥も飼われていたし、鴨もぐーすか寝ていたので淡水の濠だと思うのだけど、
ボラは海水が好きな魚じゃなかったかな…。淡水でも生きていける魚なのだけど。
吉野川河口をバスの車窓から。
なんだか良く分からない写真だけど、河口の幅が1kmほどある、でかい川だと。
それが撮りたかっただけの写真。
この川は、吉野川の支流の一つの鮎喰川。あくいがわ、と読む。
名前の通り鮎が登ってくる川であり、徳島名物の藍染めも盛んな川である。
前にも言ったがこの日は暖かく、水で孫を遊ばせている風景があった。
それを橋の上から撮らせてもらう。
この子は、石を投げては広がる波紋を楽しんでいたようだった。
そういや、平たい石を探しては水切りをしたもんだったなー。と、懐古に浸りつつ。
徳島駅に帰ってみたら、なんかポストの上に…
まあ、阿波踊りでも何でもない時に徳島に来てしまったわけだから、
少し雰囲気を味わえたと言うことで。
我が故郷高知でも、公衆電話の上にクジラとかあった気がするし。
今回はこの辺で。
次回は徳島の2。吉野川周辺で撮った光景を。
テーマ : RICOH DIGITAL CAMERA
ジャンル : 写真